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長谷川 雄大
長谷川 雄大
専門学校在学中、コンシューマーゲーム会社へ入社。その後、大手出版社にて出版営業や雑誌制作など幅広い業務に従事。2014年にDMMにジョイン。2018年3月にEXNOAに転籍し、企画制作部部長 兼 クリエイティブチームくまさんの団長を務める。2023年1月より、現職。
やりたいこと、全部やっていい
正直言って、前職では社会を舐めきった不真面目な社員でした（笑)。でも、もう一度自分が人生でやりたいことをじっくり考えてみたとき、「やっぱり成人向けのゲームを作りたい」という答えにたどり着いたんです。
当時DMMはそういったゲームプラットフォームをちゃんと持っていて、しかも伸び盛りだった。僕にとってはそこがすごく魅力的でした。内定の連絡をもらって、速攻で入社手続きをしましたね。
今でも僕はこの会社が大好きです。スピード感があって、風通しもいい。実力を認めてもらえれば、たとえペーペーだとしてもちゃんとチャンスがもらえる。それに、「なんでもやっているDMM」なんてフレーズもある通り、ひとりの社員としても本当になんでもやらせてくれるんです。
どこの会社でもタイトルを作る時って、業務が細かく分担されているじゃないですか。でも、DMMグループではどれかひとつを選ばなくてもいい。だから僕はプロデューサーもやれば、クリエイティブディレクターもやるし、マネージャーだってやる。やりたいこと全部やっていい。それはEXNOAでもまったく変わりません。
これ以上素晴らしい会社ってないでしょう？冗談で言っていると思われるんですが、僕はいつでも本気でそう思っています。そしていつだってDMMグループを愛しています。
社員でもあり、代表でもある
EXNOAでは、長谷川スタジオという開発組織のスタジオ長を務めています。こちらは僕の直下の内製チーム。主に僕がプロデュースしたタイトルの開発部分を担っています。
それから、僕はEXNOAの役員であると同時に、株式会社StudioKUMASANの代表取締役社長でもあります。もっとユーザーさんに寄り添い、スピード感を持ってゲームを作っていきたい。そういった思いから、僕が元々率いていたゲームのディレクションチームとクリエイティブチームを別会社として独立させることにしたんです。EXNOAの長谷川スタジオでは開発を、この株式会社StudioKUMASANでは、タイトルの企画やプロデュースを担うようなイメージです。
EXNOA内の長谷川スタジオと、株式会社StudioKUMASAN。会社は分かれていますが、今後はこの2つが連携しながらユーザーさんに満足してもらえるゲーム作りを目指していくことになります。
最高の喜び。それはユーザーさんからの反応
ちなみに、会社名にもなっている「くまさん」は、ユーザーさんたちが僕につけてくれたあだ名なんです。はせPは熊みたい、クマさんだ！とイベントで言われて（笑）。ユーザーさんたちが与えてくれた名前が会社名になる。この頂いたクマさんと言う名前は僕の誇りです。
そもそもゲーム作りって飲食店に似ていると思うんです。リリースして終わりじゃなくて、むしろそこからが本当の始まり。いかにユーザーさんに足を運んでもらい、常連になってもらうかを考えなければいけません。
だからこそ、良い反応も、悪い反応も、すべて参考にしています。僕はいつだってユーザーさんと向き合って、満足してもらえるタイトルを作りたい。たとえ批判的な反応だったとしても興味を持ってくれていること自体には感謝なんです。一番怖いのは、反応がまったくないことですから。やっぱりゲーム作りにおける最高の喜びって、ユーザーさんからの反応ですよ。
革命に必要なのは、スキルより「好き」
僕はずっと、成人向けゲームで革命を起こしたいと思っています。そういった情熱を持った方と一緒に働きたいです。器用にゲームをプロデュースしてきた経験よりも、ゲームや成人向けが好きという強い想いが大事だと思う。作り手に熱がないと、タイトルの魅力はユーザーさんまで伝わりません。
「FANZA GAMES」というプラットフォームはユーザーさんの数も多くて、しかも距離が近い。僕としては一緒に足並みを揃えてやってきた感覚がすごく強いし、そこに他のプラットフォームにはない誇らしさを感じています。
これからもそういったユーザーさんたちを裏切ったらいけない。変わらずそこは大切にしながら、着実にタイトルを運営、開発して積み上げ研鑽していく。業界のトップとして、ひたすら走り続けていくのみです。
