interview

高橋 秀樹

interview “必ず選ばれるゲームプラットフォーム”を目指して プラットフォーム開発本部
プラットフォーム企画制作部

高橋 秀樹

Web制作会社にてSEとして入社。その後ITベンチャーにて、クラウドサービスのプリセールスに従事し、サービスマネジャーとしても活躍。のちにWEBポータルサービスプロバイダーにて幅広いプロジェクトの立ち上げとゲームサービスに携わる。2019年1月からEXNOAプラットフォーム開発本部にジョイン。複数グループのリーダーを兼務。

この記事の3つのポイント

  • ゲームプラットフォームの開発に関心のある方に向けた記事です。
  • プラットフォーム企画制作部にて「Webグループ」「Playerグループ」「ストアグループ」のグループリーダーとして開発ディレクションを担う高橋秀樹から「ゲームプラットフォーム開発」業務の紹介やEXNOAならではの経験について紹介します。
  • EXNOAの職場環境やゲームプラットフォーム開発に適した人材について語っていただきました。

パートナー企業とユーザー双方へ付加価値を提供する

ープラットフォーム開発本部のミッションについて教えてください。
プラットフォーム開発本部は「DMM GAMES」というゲームプラットフォームの企画・開発・保守・運用全般を担っている部署です。ゲームを提供いただくパートナー企業様、ゲームをプレイしていただくユーザーの双方から、DMM GAMESが“必ず選ばれるプラットフォーム”になることを目指し、付加価値の提供に努めています。


ーその中で、プラットフォーム企画制作部はどのような業務を担っているのでしょうか。
プラットフォーム開発本部内の部署と連携し、DMM GAMESプラットフォーム上の機能の企画立案からリリースおよび、リリース後の効果測定を行っています。

具体的には、企業様に対してはDMM GAMESにゲームを配信していただく障壁を下げるための機能開発や導入支援を、ユーザーに対してはDMM GAMESでゲームをより遊びやすくしたり、まだ遊んだことのないゲームを見つけやすくするための機能開発や改修をしています。
また、プラットフォーム企画制作部では、扱っているゲームコンテンツや展開デバイスに応じて、いくつかのグループに分かれて業務をしています。


ープラットフォーム企画制作部の各グループについてご紹介いただけますか?
私が所属している「Webグループ」「Playerグループ」「ストアグループ」についてですが、この3つは基本無料のオンラインゲームをメインに扱っているグループです。

「Webグループ」はPC・スマートフォン(以下、スマホ)のブラウザで遊べるゲームを、「Playerグループ」はWindowsとMacで『DMM GAME PLAYER』というPCアプリ上で遊べるゲームを、「ストアグループ」はAndroid端末向けのApp StoreやGoogle Playのような自社アプリストア『DMM GAMES ストア』で遊べるゲームを提供しています。

その他、プラットフォーム企画制作部には買い切り型のパッケージゲームを扱うグループ、海外プラットフォームを扱うグループ、プラットフォームのシステム刷新を推進するグループがあります。


ー高橋さんは「Webグループ」「Playerグループ」「ストアグループ」のグループリーダーを担っているんですよね。
はい。私の主な役割は、各グループの連携を取りやすくし、メンバー一人ひとりがやるべき仕事をしやすい環境をつくることです。
グループ間もしくはグループ共通の課題や業務が発生した際にどのグループが担当するか、あるいは私が旗振りを行い解決まで導くかなどを日々判断・調整しています。

関係する人すべてが出来る限りハッピーになれる形を目指す

ーEXNOAのプラットフォーム開発だからこそ経験できることを教えてください。
EXNOAの扱うプラットフォームは、デバイスやゲームの形式に縛られることなく、ユーザーにゲームを提供しています。ここまでオールラウンドに対応することは、ほかのプラットフォーマーでは経験できないのではないかと思います。

また、ゲームを配信する側、ゲームをつくる側、両方の側面を持っているため、常に両軸の視点を持ちながら仕事を進められるのはEXNOAならではだと感じています。

ゲームを配信する側としては、ユーザーのプラットフォーム利用状況をモニタリングし、ユーザーにとって使いやすい・遊びやすいプラットフォームにすべく日々改修や新機能を検討ができます。事前にゲーム開発者側へ求める仕様になっているかを聞くことができますし、実装後は効果測定を行い、有益な機能かをユーザーに問うことができます。

ゲームをつくる側としては、どんなゲームタイトルを開発しようとしているのか、ゲーム開発者の求める機能は何か、ゲーム開発者のニーズを迅速に拾い上げることができます。


ーEXNOAのプラットフォーム開発から得られるスキルについてはいかがでしょうか。
例えば、パートナー企業様やゲーム開発の部署から、求めている機能・改修してほしい機能など要望の吸い上げや、営業部隊からのタイトル誘致のための要望を検討します。また、マーケティングの部署とゲームの露出方法や広告の費用対効果の最大化について話したり、新しい機能が法律に関係する場合は法務にも相談したりと、とにかく様々な部署との連携が重要です。

スケジュールや技術を加味しながらいかに関係者の要望に応えていくかを考えたり、ゲームを提供する側とゲームを遊ぶユーザー側それぞれのニーズを叶えるための落としどころを考えたりするバランス感覚が得られるのではないかと思います。


ー巨大なプラットフォームの開発をディレクションをしていくのは大変な側面もあるかと思います。円滑に業務を遂行するために、工夫していることはありますか?
たしかに最初から100%のニーズに応えるのはスケジュールや技術的にできないこともあります。なので、関わる人すべてのニーズの最大公約数を考えながら、必ず折衷案を出すようにしています。

例えば、一気に改修することが難しい場合、いくつかのフェーズに区切って最小限の改修を実施し、効果測定をした上で、結果がよければ次のフェーズに進んでいく。逆に、想定していた結果が得られなかった場合はその結果をもとに仮説を立てて、さらなる改善を加えていく。このように、関係する人たちが出来る限り満足する形まで持っていくのが、プラットフォーム企画制作部の役目だと思っています。

全力を尽くして事業に取り組める環境がある

ー高橋さんのEXNOAへの入社の決め手について教えてください。
ゲームの仕事が思い切りできる、チャレンジできる会社だと思ったのが決め手です。前職でもゲームサービスを扱ってはいましたが、取り扱っている様々なサービスの中の一つだったこともあり、やりたいことがあっても優先度が上がりづらく、スピード感をもって取り組めないことがありました。

その点、EXNOAはDMMグループにおいて中核企業の位置付けであり、グループ内ではゲームを中心に他のサービスや全体戦略を考える場面も少なくありません。そして、グループ全体で「できることや、やりたいことはどんどん実行していこう」というスタンスがあるため、思い切りゲームの仕事ができそうと感じました。

また、DMM GAMESは長い期間サービスを提供し続けてきた実績があります。取り扱っているゲームタイトルも人気のあるタイトルや知名度の高いタイトルが多く、それに比例して遊んでくれるユーザー数も多い。何か新しい機能を出した際、より多くの人から反響をもらえることにやりがいを感じられると思ったのも入社を決めた一つの理由です。


ー実際EXNOAへ入社後、働く環境についてはいかがでしたか?
現場に裁量を任せてくれる、フットワークが軽い環境だと思います。提供するゲームタイトルをヒットさせるため、より多くのユーザーに遊んでもらうため、メンバーみんな最大限努力しています。

そして、その努力に対して全力でサポートしてくれる環境もあります。DMMグループという後ろ盾があることによって、大規模あるいは長期的な仕掛けを施すことが可能です。また、DMMはゲーム以外のサービスも多く提供しているので、他事業との連携による総合的な価値が提供できると感じています。
それぞれの役割の中で全力を尽くして事業に取り組める環境がEXNOAにはあると思います。


ー全力を尽くせる環境の中、プラットフォーム企画制作部が意識して取り組んでいることはありますか?
ことプラットフォーム企画制作部においては、ゲームタイトルが採用する新しい技術をDMM GAMESプラットフォーム上でも使えるようにするための改修や新機能を取り入れていく必要があると感じています。PCでも、スマホでも、ゲーム技術は日々進歩しています。ゲームの進歩に合わせて、プラットフォームも進歩していかないと、ユーザーのみなさんに楽しんでもらうことはできません。

プラットフォームの安定稼働は当然のこととして、もっともっと成長していくフェーズであると思っています。

ゲーム業界未経験でも活躍できる場所

ー高橋さんの考える、プラットフォーム開発本部・プラットフォーム企画制作部に適任な人材像とは。
色々な人を巻き込んで仕事を進める部署なので、自らコミュニケーションが取れることは必須です。特に今はリモートワークを中心に業務を行っているので、対面以上にコミュニケーションを図り、画面の向こう側にいる相手の意図を汲み取り、認識の齟齬が生まれないようにする必要があります。

そして、個人の裁量が高くかつシステムの規模が大きいので、誰かの指示を待つのではなく自らが「どうすればDMM GAMESが“必ず選ばれるプラットフォーム”になるのか」を考え、チャレンジできる人が活躍しています。当社は社内ツールやナレッジベースが充実しているので、課題と向き合いながらそれらを上手く活用して、サービスをより良くしていこうと動けることも重要です。

また、適切な人材かどうかとは別に、私のようにゲーム業界の経験が浅くても、ゲームが好きでゲーム業界に興味がある人は、プラットフォーム開発本部の仕事を楽しめるのではないでしょうか。


ーそのように感じる理由を教えてください。
プラットフォーム企画制作部で扱っているのはゲームを配信するプラットフォームであって、我々は直接ゲームをつくっている部署ではありません。
私自身、前職でゲームサービスに携わった時期はあるものの、それまではずっとWeb制作やWebサービスのマネジメントを専門にやってきているので、ゲーム業界での経験はそんなに長くありません。ですが、EXNOAのプラットフォーム企画制作部ではこれまでのシステム開発やWeb制作の知識・経験を活かすことができています。

そこは他のゲーム制作会社との違いだと思います。業界経験を問わず、ゲームに対する熱意があれば幅広い人材が活躍できる場所であると感じています。


※インタビュー内容は、取材当時のものです。

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Top Recruit 社員インタビュー “必ず選ばれるゲームプラットフォーム”を目指して