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interview 前例のない施策に挑戦し、マーケティングの上流から下流まで～プラットフォームマーケターのやりがい～ 合同会社EXNOA マーケティング本部 プラットフォームマーケティング部

内村元×福元尚希

●内村元さん／（写真右）
合同会社EXNOA マーケティング本部 プラットフォームマーケティング部 アライアンスマーケティンググループ

新卒で広告代理店に入社、アドネットワークの運用大手企業専属の営業を担当。2019年に合同会社EXNOAへ入社。自社タイトルのマーケティングプランナーを経て、現在はプラットフォームマーケティング部部長 兼 アライアンスマーケティンググループマネージャーとしてプラットフォームにおけるマーケティング全般を担当している。


●福元尚希さん　
合同会社EXNOA マーケティング本部 プラットフォームマーケティング部 アライアンスマーケティングチーム

個人事業主としてWebや雑誌のライター、プロモーションプランニング、キャラクターグッズ開発など幅広い経験を積んだ後、2020年に合同会社EXNOAに入社。マーケティングのアシスタントチームに所属した後、現在のプラットフォームマーケティング部 アライアンスマーケティングチームへ。現在はチームリーダーとしてプラットフォームのマーケティング施策を担当している。

プラットフォームの活性化をミッションに、企画から実施までの全てを担う

――はじめに、DMM GAMESにおけるアライアンスマーケティングについて教えてください。

内村元（以下、内村）　組織としては、プラットフォーム全般のマーケティングを担当する部署であるプラットフォームマーケティング部の中に、アライアンスマーケティングチームが設置されています。DMM GAMESはパブリッシャーとして新しいゲームを制作するだけでなく、プラットフォーマーとして他社様が手掛けるゲームも多数配信しています。
プラットフォームマーケティング部は、プラットフォームの活性化をミッションとして、新規会員獲得、休眠会員の復帰、全体セールスの向上などを目的としたキャンペーンや広告配信等を行っています。

福元尚希（以下、福元）　プラットフォームキャンペーンの企画・開発、広告の管理、数字の分析などを行う中で、アライアンスマーケティングチームは、主にゲームを提供いただいている会社様との連携を担い、DMM GAMESで配信中のゲームのキャンペーンやイベントの企画立案、実施に向けたリサーチやプランニング、進行ディレクションなどを行っています。

――この仕事の魅力は何ですか？
内村　アイディアをアイディアのまま終わらせないのが、この仕事の面白さであり、当社ならではの社風なのかもしれません。マーケティング施策の守備範囲が幅広く、会社として初の試みとなる企画やキャンペーンを担うことも日常茶飯事です。
なので、「未知の施策であっても必ず実現する」という定性的な目標のもと、十分なリサーチを重ねて確信を固める、トライ前提で動く人が多いですね。

福元　入社後の仕事の8割は、これまで経験のないものでした。それでも形にできたのは、DMMグループが長年培ってきた知見や幅広い事業展開があるからこそだと思います。自分の中にスキルがなくても、過去の事例を探ってヒントを見出したり、社内の専門家から助言をもらえたりする。「パーティと乗り越える」というEXNOAのバリューにも表れていますが、さまざまな知見からシナジーを生み出すのが、DMM GAMESのアライアンスマーケターの特徴であり、強みだと考えています。

――お二人は、どのような経緯でEXNOAに入社したのでしょうか？
内村　私は新卒でインターネット広告の代理店に入社し、運用と営業の仕事を経験しました。その時に新規営業先として訪問した会社の1つが、DMM GAMESだったんです。そのご縁で、2019年6月にジョインしました。最初はDMM GAMESパブリッシングタイトルのマーケティング部署に所属し、1年後に現在の部署に移りました。

福元　僕は学生時代から約5年間、個人事業主としてWebや雑誌のライター、プロモーションプランニング、キャラクターグッズ開発におけるライセンス交渉～開発～宣伝など、多様な仕事を経験してきました。しかし、それまでとは違ったビジネスの経験を積みたいと思い、20歳で就職活動をしました。25社書類選考で落とされた後、26社目で拾っていただいたのがDMM GAMESでした。アシスタントチームに配属され、現在のアライアンスマーケティングチームに移って5年目になります。

――業務へ取り組むにあたって、やはりゲーム好きではないと難しいでしょうか？
内村　広告代理店時代はゲーム会社が主なクライアントだったので、そういう意味ではある程度知見はあったかもしれません。でも自分自身がコアなゲーマーだったわけではないです。
当社のアライアンスマーケティングはゲームに詳しくなくても十分に活躍できます。

マーケティングの上流から下流まで、幅広い経験ができる

――これまで実施してきたマーケティング施策には、どのようなものがありますか？
福元　直近では、今年の6月にかけて実施した「大特価 10円祭」があります。21タイトルのゲーム内で使用できる1,000円分のアイテムパックが10円で購入できるというインパクトのある企画で、アライアンスマーケティングではTVCMなどの「認知」領域を担当しました。

内村　初めての試みだったのでいくつかの壁がありました。当社が配信しているゲームの多くは無料プレイが可能なものなので、一定程度無課金で遊べるコンテンツがほとんど。そのような中で、どうやってユーザーにお得さをアピールするかは、深く検討したポイントです。
企画の実現には、ゲームの版元である会社様の賛同も必要不可欠。実施するメリットを丁寧にご説明して、実現に至りました。

――「大特価 10円祭」の反響はいかがでしたか？
内村　CMからWEB広告まで様々なプロモーション施策も導入することで、今までにない盛り上がりが生まれました。「大特価 10円祭」の時期は驚くほど課金するお客様の数が伸びており、あまりにも急激に社内データベースの平均値が上昇したので、正確な数字分析に弊害が出てしまったほど。うれしい悲鳴でしたね。

――オンライン施策だけでなく、オフラインイベントにも取り組んでいると聞きました。
福元　ゲーム関連のイベントにブース出展をする、といったこともありますね。挑戦してみると初めてのことだらけですが、音響調整や装飾品の設置など、前日まで微調整を重ね、ギリギリまでこだわって準備を進めています。

――未知の仕事に対して体当たりで挑戦していくのは、大変ではないですか？
内村　もはやそれが当たり前になっているので、特別身構えることはありません。アライアンスマーケのメンバーには、トライし続ける環境を楽しいと感じ、実行に向けた工夫を自発的に行えるメンバーがそろっている、ともいえますね。

福元　大規模キャンペーンでは、デザイナーチーム、エンジニアチームなど、他部署を含んだ40名ほどの大所帯で挑むこともあります。全員の目線合わせを丁寧に行い、積極的な意見交換をして協力することにより、ほかのDMM GAMESのキャンペーンと比べてトップレベルの成果を収めることができるのだと思います。

挑戦を恐れず、成長意欲の高い人材を求む！

――仕事を通して、成長できたと感じる点を教えてください。
福元　ユーザー分析から戦略立案、クリエイティブデザインなど、やることは多いですが、その分やりがいも大きいです。マーケティングの工程の上流から下流まで、幅広いスキルや経験を習得できたのは大きな自己成長につながりました。

内村　デジタルでは実現できない、ユーザーとのリアルな接点作りもマーケターとしての視野の拡大につながります。また、パブリッシャーとプラットフォーマー両方の特性を持つ環境で業務に取り組めるという点も、マーケターとしての成長につながったと思います。

――DMM GAMESのプラットフォームをさらに盛り上げていくため、今後どんなメンバーを新たに迎えたいですか？
福元　前例のないことでも果敢に挑戦するマインドを持っている方とぜひ一緒に働きたいですし、そのような方ならきっと活躍できるのではないでしょうか。当社は前例のない施策でもスピード感を持ってPDCAを回すことができますし、一人ひとりの裁量も大きいです。たくさんのメンバーと連携して大きなアウトプットを出すことにやりがいを感じる方には、この仕事がぴったりだと思います。

内村　前例のないことが多い分、それに対応するためにリスキリングを自ら恒常的に行う必要が生じます。でもそれは、入社時点で知見を持ち合わせていなくても、業務の中で自発的に学んでいけば十分活躍できるということ。知識欲旺盛に業務に取り組み、足りないスキルは自ら習得する、そういう気概を持つ方にぜひとも当社のアライアンスマーケターとしてご一緒したいです。